空の下を歩く

旅と日常。空の下を歩きましょう。胃がん闘病記としてはあまりお役にたてないかも。

誕生日

 

 

 昨日は50+x歳の誕生日。朝からこどもたちのメッセージがlineで届いてうれしい。

 夜は夫と待ち合わせて、スペイン料理の店へ。

昨年末にも一度行ったが、料理もおいしく、きさくな雰囲気で何度でも行きたくなる店だ。小さなバール風の店だが、月曜日のせいかお客は私たちのみ。7時に入って、1時間半ほどいたが、ついにほかのお客さんは現れなかった。・・・大丈夫かな?

 本当はアルコールはだめだけれど、一杯だけということでカヴァで乾杯。

(おいしい!)あとはノンアルコールのカクテルで。でも、美味しかったな。

盛り合わせのタパス、きのこのアヒージョ、カルドッソ(スペイン風雑炊 これがまた美味しい)などなど、たっぷりいただいて、もう満腹。ちょっと油断した。苦しい。

来週までに潰瘍の方をきれいにしなくてはならないのに。

デザートにはお誕生日スペシャルの盛り合わせにスペイン語で「おめでとう!」と書かれたものが出て、ちょっと感激(こんなものまで予約しておいてくれたのかと、夫に感謝)

ふたりで写真を撮ってもらい、アンダルシアの旅の話にも花が咲き(お店の人も毎年行っているそうだ)、楽しいひとときでありました。

 

 今日は朝からどんより曇り、夫を送り出した後は、なんとなく疲れて朝食後の薬を飲んだ後、朝から昼寝。(昼寝と言わない)

お昼頃、宅急便のチャイムに起こされて、荷物(入院用に用意したクロックス)を受け取ったあと少々片づけ。

午後、少し晴れ間が出たすきに近所へ買い物。

義姉に電話で病気のことを伝えたが、某サプリメント(とても効果があるという)と気功を勧められる。

「今、まだ気持ちが混乱していて、医師の言うこと以外は手を出す気になれません」と答える。

どうしても、という訳ではなかったので、その後和やかにしばらく話して電話を切る。

ただ「がん細胞は糖分と乳脂肪を好むから、甘いものはやめた方がいいわよ」との義姉の言葉が気になって、買い物の折、牛乳の代わりに無調整豆乳を買った。揺れる思い・・・

 

 正直、今は切れば治る、と思っている。(楽天的に考える)

あわよくば内視鏡で治療できないかと思っている。(夫は、病院の先生の話を一緒に聞いたが、内視鏡は無理だろうとの悲観的予想をしている)

どうなるかはわからない。今はあちらこちらの体験者のブログと国立がんセンターの情報サイトなどをネットで読み漁っている。いい方にと言うか、楽な方向に考えたいのだよね。

 

写真は、昨日のタパス盛り合わせ。真ん中は、菜の花とそらまめとささみのパテ(美味!)