空の下を歩く

旅と日常。空の下を歩きましょう。胃がん闘病記としてはあまりお役にたてないかも。

2週間過ぎたけど (おまけ 入院費のことなど)

 退院後2週間と3日

  月曜日の深夜、突然の寒気がし熱がぐんぐんあがって39度を超えた。折あしく夫は出張中。娘たちも帰ってしまったので私ひとり。羽毛布団にくるまって、冷えピタとアイスノンをしてがたがた震えていた。朝になるのが待ち遠しかった。苦しくてほとんど眠れなかった。

 朝になり、タクシーを呼ぼうと近隣の10社くらいにかけたが、全部ふられた。これだから田舎は(泣)。熱は38度台に下がってはいたが息苦しい。体を引きずるようにして、バス停まで行きバスに乗って隣の市のターミナル駅までたどり着いた。そこからタクシーに乗り換え、ようやく病院へ。

 予約外なのですが、と総合受付で予約外受診の発券をしてもらい、いつもの消化器外科の外来へ。そこで受付のお姉さんに「事前に電話をしましたか?」と怒られる。

夜中はひとりで高熱でうなっていたんだ、朝だってすぐバスが来て、車内からかけられなかったんだよ~。

それでも、「2週間前に退院して本当は明後日が受診日なんですけど、高熱が出たので。あと、入院中に肺動脈に血栓があると言われているので」と言うとそれはすぐに伝えてくれたらしい。看護師さんが急いでやってきて、車いすに乗せられた。奥の処置室のベッドに寝かされ、さっそく点滴。

主治医の先生がちょうどいらした日でラッキーだった。(ときどき外勤もなさるので)

CTスキャン車いすで看護助手さんに連れて行ってもらい、寝たまま血液も採られて、予想よりずっと早く診察を受けることができた。

術後に一時期、膵液漏(手術中に膵臓の表面に小さな傷がついて膵液が腹腔内に漏れ出すこと)の症状があったのだが、入院中にそれは改善されたとの退院時の説明だった。

今回、CTを見た結果、やはり膵液漏が確認され、そこに菌が入って感染症を起こしたとのこと。抗生物質を処方されて、「また(予定通りの)明後日診せてね」と。

血栓があったから、最悪肺炎かも再入院かもと不安だったがそうではなくてほっとした。ついでに入院延長の原因だった血栓はCT見る限り消えているとのこと。ホント?

 

 抗生物質が良く効いたようで、熱は翌日には平熱に下がりほっとした。ただし、バス乗り継ぎで病院へ行ったのはかなり体にこたえた。家事もあまりできず、ずっとソファに横になって本を読んだりテレビを見たり、居眠りしたりしていた。

 そして木曜日に予定通りの診察。手術時の病理検査の結果がまだ来ていないので、続きの薬を処方されて、来週の受診を予約して終わり。検査結果がまだなので、保険会社に提出する診断書が発行してもらえなかった。早くしてほしいなあ・・・

 

 ところで、入院費は退院時に請求書ができていなくて、一週間後くらいに自宅あてに送られてきた。事前に高額療養費の「限度額適用認定証」の申請をしておいたので、支払額は個室の費用を除くと、おおよそ7万5千円くらいだった。(内訳は、治療費・投薬・手術など、食事代・寝巻代および消費税 入院期間15日)。これがあって助かった。でないと、後から高額療養費で補てんされるとは言え、一時的に大きなお金が出ていくことになったから。以下、ご参考までにリンクを。

  医療費が高額になりそうなとき | 健康保険ガイド | 全国健康保険協会

 

 支払いはクレジットカードで。個室費用はがん保険で充当するつもりだから、なんとかカードの引き落とし日までに保険金が入金されてほしいものだ。

 そんなこんなで、今週は体力がめっきり落ちた。胃もたれも続いていて、食欲も落ちた。おかげで術前より体重が5.5キロ落ちた。落ちてばっかり・・・

体調が良くないと気持ちもしずみがち。早く元気になりたいなあ。

 

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