鎌倉(長谷)さんぽ
あまりにお天気がいいので、どこかへ行こうと思い立ち、ひとりで鎌倉へ行ってきた。
総武線快速は横須賀線へ乗り換えなしの直通なので、時間を選べば最寄駅から鎌倉まで一本で行ける。所要約2時間。
毎朝通勤で乗る早朝の電車はサラリーマンで混みこみだけど、9時台の快速は圧倒的に女性(それもおばさま、おばあちゃん)が多い。
今日はよくばらず、まずは大仏様にお参りをする。あとは足の疲れ具合でのんびりと。
中学校の修学旅行以来(!)の大仏様(高徳院)。予想より小さい?
ウィークデイのせいかそれほど混んでもいなくて、海外からの旅行客と修学旅行生、地元の保育園のお散歩などなど。
青空に映える大仏様は「美男におはす」と与謝野晶子が詠んだように美しいお顔をされていた。病の平癒をお願いした後は、しばらくお姿を眺めていた。
その後は長谷の街を散策し、ランチに美味しい釜揚げしらすごはんを食べた。
写真を撮りたい時は自由に立ち止まり、覗きたいお店には気ままに立ち寄り、ひとり旅気分を満喫してとても楽しい。
仕上げにベルグフェルドでコーヒーとケーキ。シュヴァルツ・キルシュがおいしくてもう幸せ(食べられなくなる前に食べる!)
思わぬことで今年の旅の予定はほぼ断念することになりそうなので、せめてもと自分を甘やかした一日だった。
それにしても、鎌倉を歩くのは楽しい。元気になったらまたきっと行こう。
誕生日
昨日は50+x歳の誕生日。朝からこどもたちのメッセージがlineで届いてうれしい。
夜は夫と待ち合わせて、スペイン料理の店へ。
昨年末にも一度行ったが、料理もおいしく、きさくな雰囲気で何度でも行きたくなる店だ。小さなバール風の店だが、月曜日のせいかお客は私たちのみ。7時に入って、1時間半ほどいたが、ついにほかのお客さんは現れなかった。・・・大丈夫かな?
本当はアルコールはだめだけれど、一杯だけということでカヴァで乾杯。
(おいしい!)あとはノンアルコールのカクテルで。でも、美味しかったな。
盛り合わせのタパス、きのこのアヒージョ、カルドッソ(スペイン風雑炊 これがまた美味しい)などなど、たっぷりいただいて、もう満腹。ちょっと油断した。苦しい。
来週までに潰瘍の方をきれいにしなくてはならないのに。
デザートにはお誕生日スペシャルの盛り合わせにスペイン語で「おめでとう!」と書かれたものが出て、ちょっと感激(こんなものまで予約しておいてくれたのかと、夫に感謝)
ふたりで写真を撮ってもらい、アンダルシアの旅の話にも花が咲き(お店の人も毎年行っているそうだ)、楽しいひとときでありました。
今日は朝からどんより曇り、夫を送り出した後は、なんとなく疲れて朝食後の薬を飲んだ後、朝から昼寝。(昼寝と言わない)
お昼頃、宅急便のチャイムに起こされて、荷物(入院用に用意したクロックス)を受け取ったあと少々片づけ。
午後、少し晴れ間が出たすきに近所へ買い物。
義姉に電話で病気のことを伝えたが、某サプリメント(とても効果があるという)と気功を勧められる。
「今、まだ気持ちが混乱していて、医師の言うこと以外は手を出す気になれません」と答える。
どうしても、という訳ではなかったので、その後和やかにしばらく話して電話を切る。
ただ「がん細胞は糖分と乳脂肪を好むから、甘いものはやめた方がいいわよ」との義姉の言葉が気になって、買い物の折、牛乳の代わりに無調整豆乳を買った。揺れる思い・・・
正直、今は切れば治る、と思っている。(楽天的に考える)
あわよくば内視鏡で治療できないかと思っている。(夫は、病院の先生の話を一緒に聞いたが、内視鏡は無理だろうとの悲観的予想をしている)
どうなるかはわからない。今はあちらこちらの体験者のブログと国立がんセンターの情報サイトなどをネットで読み漁っている。いい方にと言うか、楽な方向に考えたいのだよね。
写真は、昨日のタパス盛り合わせ。真ん中は、菜の花とそらまめとささみのパテ(美味!)