入院前の指導など
今日は麻酔科の事前説明と、呼吸リハビリの指導と説明。先日は口腔外科の診察、病棟の看護師さんからの説明があった。最近の入院は事前準備が手厚いのだなあ、と感心した。看護師さん、お医者さん、理学療法士の方、みんな優しい。ほっとする。
入院に向けて、適度な運動と呼吸リハビリの練習(器具を使う)をするように言われた。元気なので、会社に通勤するのはちょうどよい運動になりますね、と理学療法士さん。良かった。
来週から2週間、職場復帰。今は人手が足りないから助かる、と言われるけれど、果たして2か月休職した後に、私の仕事はあるのだろうかと少々不安になる。まだまだ働きたいし、働かなくてはいけないからなあ。はてさて。
(胃)がんの本 その3
今日も読書。昨年買った本。母がすい臓がんで闘病中なので、それで買ったもの。今、自分のこととして読み直すとまた別の感想がある。
腫瘍内科の医師が書いたものなので、基本は進行がんと抗がん剤についてのことだから、まだわが身のこととしては考えられない。もしかしたら未来に(近いか遠いかはわからないが)この本をまた読み返さなければならないことになるかもしれないが。
「その2」でとりあげた本もそうだが、「人は(がんを原因とせずとも)必ず死ぬものである。ならば、生きていられる時間をより良く生き、本来の寿命に近づけるためにはどうするか」というのが基本の考え方だ。私はこれらの本で、がんに対する先入観が少し変わったと思う。なんというか、少しほっとしたような、うまく言えないが、頭から悲嘆にくれる必要はないのではないかと感じた。(今はまだ早期との診断だし、手術自体もまだ受けていないのだからの感想なのかも知れない)
がんとともに、自分らしく生きる―希望をもって、がんと向き合う「HBM」のすすめ―
- 作者: 高野利実
- 出版社/メーカー: きずな出版
- 発売日: 2016/03/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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がんに関する本は数えきれないほど出ています。考え方、論調もさまざまです。
通販の但し書きではありませんが、個人の感想なのであしからずご了承ください。
胃がんの本 その2
気持ちはおおむね安定している。嘆いたり泣いたりはしない。
とは言え、やっぱりがんのことを考えると複雑な気持ちになる。ネットで調べるのはもういい加減にして、本を読んでいる。
たまたまkindleで検索していたら、出会った本。
これは大変良かった。
もし、ご本人やご家族ががんと診断された方がいらしたらご一読をお勧めします。
特効薬や最新治療や病院情報が出ているわけではありません。
治療を否定する「闘うな」系の本でもありません。
でも、もしかしたら少し気持ちが楽になるかもしれません。
がんを告知されたら読む本―専門医が、がん患者にこれだけは言っておきたい”がん”の話
- 作者: 谷川啓司
- 出版社/メーカー: プレジデント社
- 発売日: 2015/09/17
- メディア: Kindle版
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書籍版はこちらです。
がんを告知されたら読む本―専門医が、がん患者にこれだけは言っておきたい“がん"の話
- 作者: 谷川啓司
- 出版社/メーカー: プレジデント社
- 発売日: 2015/09/10
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おとなしい一日
(今日はがんの話題ではありません。当分そうなりそうですm(__)m )
朝から曇り空。風も強い。低気圧?
夫を送り出した後は、なんだかだるくていまひとつ動きがよくない。病院に(がんではなくかかりつけ医のほうに)行こうと思っていたけど、やーめた。パソコンに向かう気にもなれず、コーヒーを飲んでしばらくぼんやりしていた。
コーヒーも紅茶も好きなので、一日に5杯くらいは飲む。胃を壊してからはコーヒーはカフェインレスにしているけれど、紅茶は普通のもの。近くにアーマッドのカフェインレスのアールグレイを売っているお店があるけれど、お高いので・・・
しばらく休憩した後、のそのそと行動開始。掃除して、洗濯して干して(今日はお風呂場に。浴室乾燥機が大変ありがたい!)、片付けを少しして、その後はだるくて、やっぱりソファで寝てしまった。
結局、今日はどこにもいかず、ごみ出し以外は外にも出ていない。
ほんとにこんな日がくるとは・・・時間の余裕たっぷり。これで病気でなければねえ。今はほとんど何も症状がないので、かえって戸惑ってしまう。
夕方、思い立って数年ぶりにホームベーカリーを出してきて、パンを焼き始めた。
久しぶりだなあ。焼き上がりが楽しみ。
パンつながりで思い出の写真を載せてみました。あ~、旅に出たいなあ。
次に出かけられるのはいつだろう。
方針決定
CTスキャンなどの検査の結果が出た。
早期胃がんと思われる。他臓器、リンパ節への転移は今のところ認められない。
ステージは1。心底、ほっとした。
粘膜下層までいっているのと低分化型といわれるタイプのがんなので、内視鏡での切除は不適合。手術は腹腔鏡で行うことになった。全摘出ではなく、三分の二くらいの切除で済みそう。よかった!(ただし、開けてみないとわからないところはあるから、あくまで「今のところ」の見立てである)
「開腹と腹腔鏡とどちらがいいですか?」と先生に聞かれた。
え?選べるんですか?
数年前、群馬大学の事故事例などが大きく報道され、腹腔鏡手術を拒否する患者さんもいるという。一瞬躊躇したが、やっぱり腹腔鏡でお願いすることにした。
諸々の事情により、手術は5月の中旬になった。
さあ、しばらく時間がある。どうしようかな。
仕事に行く、と言ったら夫が猛反対。でも、元気はあるんだよ。うむむ。
落ち着かない
妄想。海外移住。夫の海外赴任にくっついていく。
昨年は一時期、そんなことを考えて海外生活についていろいろ調べたりしたのだ。もちろん、空想生活である。海外赴任はやっぱりなくて(いや、まったくゼロパーセントではなかったのだが)、こうしてここにおります。
予想もしなかった病気の発覚。これこそ妄想であってほしいよね。
通販のカタログを見ても、あ、この先サイズわからないから買わない、とか、会社に行かないから必要ないとか。無駄なお金が出ていかないのはいいけれど、生活のいろいろな場面で制限がかかっているのを感じてがっかりする。
旅にも当分行けそうにないし(それどころじゃない!と経験者の方には叱られそうだ)、Google map で旅の足跡をなぞったり、旅の本を読んでは、また落ち込んだりしている。
いやいや、手術して治療が始まったら、こんなノーテンキなことは言っていられない、だろう。(そのくらい想像はつく・・・)ひたすら落ち着かない日々。
ラジオ語学講座、今日から聴き始めました。中国語、さっぱりわからない。ピンイン覚えられるかもはやくじけそう。英語とスペイン語は楽しい。さて、手を広げすぎた感もあるがいつまで続くか。はたして。
時間だけはあるので
あとしばらくは時間だけはある。
今まで、時間に追われてばたばたする生活が続いていたので、こんなにのんびり過ごしていいのかと少々とまどったりもする。家事をしたり昼寝したり本を読んだり音楽を聴いたり・・・病気でなければ天国である。
最近読んだ本、と言っても漫画だけど。大学病院にかかるので、知識を仕入れておこうと(いや、そんな目的意識をもってではないが)。
面白かった! 病院に行くたび、研修医の先生はどれかなあなんて名札をちょっと気にしたりしている。そういえば、昨日「student doctor」と書かれた名札の女医さんに点滴の流れ具合を調節してもらったけど、あの方がそうなのかしら?
まだまだスタートもしていません。闘病記とはまったく言えません。
何か情報を求めていらした方、参考にならずごめんなさい。