空の下を歩く

旅と日常。空の下を歩きましょう。胃がん闘病記としてはあまりお役にたてないかも。

手術後の後遺症(3年経って)

 胃がんの手術を受けてから、もうすぐまる3年となる。

術後すぐは膵液漏などの合併症があってつらかったが、転移がなかったので抗がん剤を使うこともなく、好調な回復だった。

ただ、胃を切った人につきものの「ダンピング症候群」とは、しょっちゅうお付き合いがあり、油断して早く食べたり、食べるものによっては症状が出て、苦しむこととなる。なぜか、左鎖骨下が痛くなり、左側の鼻だけ鼻水が出て、あとはひたすら苦しい。食べてすぐの症状なので「早期ダンピング症候群」となる。

 食後2,3時間で発症するという「後期ダンピング症候群」(血糖値の急激な変化で低血糖症状となる)は、ほとんど起きていない。ただ、書籍の説明どおりにはいかないようで、早期か後期かよくわからないこともある。もはや一生の付き合いになりそうなので、あきらめて自分にあった食べ方、食べ物を選んでいくしかない。

ともあれ、なんでも食べられるし、お酒も飲めるし、ありがたい。

 なんて思っていたら、この頃になってできてきたのが消化液(胃液たまに腸液)の逆流。だいたい、明け方に胸が焼けるような感覚がして目が覚める。「胸やけ」とは胃がむかむかすることかと思っていたのだが、本当に「焼ける」ようなじりじりした感じがするのだ。ああ、不快、苦しい。よくある後遺症なのだそうだが、今までそれほど自覚がなかった。来月は定期検査だ。主治医の先生に相談できるいい機会だけれど、今、このタイミングで大きい病院に行くのはどうなのだろう。正直、怖い気がする。

 

 外出自粛で、おとなしく家にいる。息抜きに歩いて近くのスーパーに行くくらい。

しかし、今朝テレビとツイッターで江の島や大洗海岸の「賑わい」画像を見た。

「三密」じゃないから出かけていい、とか なんという自己中な考えだろう。

 

基本は感染している、という前提で行動すべきなのに。このままではどうなるのか、5月6日過ぎたら、一斉にウィルスが消え去るわけでは全然ないよ!