台南の旅
脳内旅行。今いちばん行きたいのは、台湾の台南。
一昨年、生まれて初めてのひとり旅をしたところである。
台北も楽しいけれど、台南は古い町だけあって独特の魅力があった。
行きたいところをたくさんピックアップして臨んだのに、6月の台南は予想よりはるかに暑くて、半分も歩けなかった。残念。
それでも、台南の安平地区をひとりでさまよい歩いたのは、本当に楽しかった。
安平はこんなとこです。
安平の街には「剣獅」と呼ばれる、剣をくわえた獅子の飾りがあちらこちらにある。
表情もさまざまで、探して歩くのが楽しかった。
こんな旅行記もあるので、良かったらごらんください。
http://4travel.jp/travelogue/11027738
台南関係のガイドを調べていたら、良い本にあいました。
美味しそうなものがいっぱい。写真も豊富。
情報が新しくて参考になりそうです。
それにしても、台湾は台北以外のガイドブックや関連書籍が増えた。
ちょっとうれしい。
旅の記憶 2015 高雄
時間がぽっかりと空いてしまった。いろいろ考えるとどこまでも落ち込みそうなので、旅のことなど考えている。
いっそ退職して出かけようかと、格安航空券を調べたりホテルを検索したり旅ブログで情報を入れたり、もはや脳内旅行スタンバイである。(ツアーでなく個人旅行が好きなので)
さあ、どこへ行きましょうね?
ヨーロッパは予算的に厳しいから、やっぱり台湾かな。台北もいいけど、高雄と台南にまた行きたいな。前回は暑さに負けて思うように歩けなかったから。
写真は旅の記憶から。2015年冬の高雄の旅。
地下鉄 KRT(高雄捷運)美麗島駅。美しい駅として有名。
瑞豊夜市。
高雄では六合観光夜市の方が有名だけれど、こちらはローカル感満載でかえって楽しかった。
宿泊したホテルのロビーの飾り。旧正月間近だったので、おめでたい赤と金色で。
ひつじ年の羊がかわいい。
駁二藝術特区。
港町高雄の旧倉庫街をアートの基地にリノベーション。
広々としたところに見ごたえのある作品がたくさん。お洒落なカフェも。
KRT西子湾駅 近くからフェリーに乗り、旗津の半島へ。
ほんの10分くらいの旅だけど、風がとても気持ちいい。
フェリーを降りると、海鮮のお店がたくさん。
好きなものを選ぶとお好みで料理してくれます。
旗津からまた高雄に戻り、定番観光地へ。
龍虎塔。龍の口から入って虎の口から出ると善人になれるとか。
http://4travel.jp/travelogue/11051310
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さて。善人になれたかどうかあやしいが。
旅はいいなあ。時間とお金があればすぐにでも行きたい。
などと、何をのんきに考えているのか、お気楽だなあと我ながらあきれている。
明らかな現実逃避。でも、今は動きようがないし。
今の会社に必要とされないなら、いっそ退職して「時間」を得るのもいいかもしれない。何かの形で働かなくては、先々苦しいことは明白だけど。
仕事以外でも懸案事項は山積み。母のこととか。そのほかとか。
当面は脳内旅行で。旅の記憶を探りながら。
先行きは
暑中お見舞い申し上げます。もう、ほんとに暑いですね(;´・ω・)
熱中症にはじゅうぶんお気をつけください。
せめて涼し気な写真をどうぞ。
#kaohsiung
さて。
昨日、また総務の担当者から電話がかかってきた。一昨日の説明の不足分と、私の認識を再確認。
何度も「無理しないでね。体が一番だからね」と繰り返された。
ねぎらいの言葉はありがたいものの、必ずしも素直に受け取れない。先方の言ったことや状況を考えると、なんとなくこのままフェードアウトで退職にもっていこうとしている感じがないでもない。所属も今までの支社でなく、総務部預かりになっている、ということで、今までの支社長に相談することも難しくなった。
来月、もう一度検査のために通院があるから、その結果を報告してあらためて相談することにした。行き先はいや先行きはグレイだ。
いっそ退職して、近くでパートタイムを探し、夫の扶養に入ってしまうか。昨年、夫は定年退職したので今はシニアでの継続勤務。当然ながらお給料はがくんと下がってしまった。まだまだ二人で働かなくては、暮らしは厳しい。実家のこともあるし。老後の蓄えもまだまだだし。
あせってはいけない、と思うのだけど、目が覚めると一番に先行きのことを考える。切り替えなくては、うまく。なるべくフラットな精神状態でいたい。体も心も力を温存して備えたい。
負けた、と思うのはちょっと違うと思うので。
甘かった
今日は本社から呼び出しを受けて、出かけてきました。
中小企業なので「人事課」というものはなく、総務部が人事関係も行っているので、その担当者と今後のことを相談するために行ってきたのでした。
現在の直属の上司からは、今日ほぼ決まるだろう、との話だったのですが・・・
結局、まだ復帰後の配属先と時間帯が決まらないので、もうしばらく休職しておれ、と。はあ。
「早めに(社会保険の)傷病手当の申請出してね」と言われたので、さっさと出すことにしよう。だからと言って、未来の分は出せないから、ひと月ごとに病院の証明をもらわなくては。やれやれ。いや、もらえるだけいいか。
まあ、とにかく見通しが甘かったのです。自宅待機。傷病手当金が出るとは言え。戻れるのかなあ、このまま復職できなかったらどうしよう。不安をかかえつつ、またまた専業主婦暮らしです。
あ~いっそ、旅にでも行きたい。
こんなとことか。#Cordoba
こんな子に会いにとか。#Taipei
そのためには働きたいのだ。働かせて~(泣
社会復帰カウントダウン
退院後5週間と1日
先週、会社に電話をして復帰日を決めました。7月中旬過ぎに復帰する予定。いや、決定。
わが社には休職期間の特別なルールもなく、ありがたいことなのですが、このまま家でのんびり(=だらだら)していたら、いつまでも復帰できないままになってしまいそうなので、ちょっと自分にカツを入れました。以前から希望を伝えていたように、時短の勤務にしてもらえそうです。ただし、勤務地はいままでどおりの都内の支社になるのか、より近いところになるのかはまだ未定です。フルタイムから時短になると、賃金形態も変わって時給支払い、ボーナスはほとんどなし(金一封でるかどうか)、交通費が全額出るのだけはありがたいけれど、結局手取りはかなり減ってしまう。かと言って夫の扶養には入れない程度のなかなか厳しい状況となります。仕方ないけど。
少し前のブログで愚痴っていたことは、あきらめをつけました。当たり前ですが。仕事があるだけ(それも希望する事務系の)、恵まれているのだから良しとしなくては。
体調はまあまあ。ダンピング症候群はほとんどなく、膵液漏の症状も治まって、食事もある程度は食べられるようになっています。
ただ、先週末、家族と回転寿司に行ったところで大失敗。ほんの2,3カンなら平気だろうと食べたら、ついうっかりよく噛まずに飲み込んでしまい、つまってひどい目にあいました。「小胃症状」と呼ばれる状態なのですが、胃がん手術後を扱った本にも詳しく出ているものは少ないです。「少量をよく噛んでゆっくり食べる」という基本中の基本を怠ったのですから、自分のせい(泣)。結局トイレに駆け込んで吐き戻して(汚い話でごめんなさい)、ようやく少し楽になりました。その後数日間、なんとなく胃がもたれるし、夜中に逆流は起こるし、まあ万全の体調とはちょっと言えないかな・・・
本音を言えば、多少焦っているのです。このままあと数か月休んだりしたら、きっと私の仕事はなくなるだろう、また「仕事をする」という精神的体力が(肉体的体力は戻るとしても)なくなってしまうのではないか、と不安でもあります。(実際問題、現在の生活を維持するためには働かなくてはいけない、と言うところもあるのですけれどね)
リンパ節への転移がなく、抗がん剤の必要もなしとされ、なんとなく本人は治ったつもりでいます。がん患者か?と言われれれば、そうではない、と思ってしまいます。だからと言って、健康体では決してない。3分の1になった胃と、油断すると不調を呼ぶ体とうまく付き合っていけるように模索中です。
診断結果
ようやく手術時の病理検査の結果が出ました。
40個以上のリンパ節を切除して、転移が認められたものはゼロ!
やっとやっと、ステージ1Aが確定しました。抗がん剤の必要もない、との診断。心からほっとしました。これから5年間、様子を見ていかなくてはならないけれど、ひとまず次のステップに登れたかな、というところです。
先週の発熱もすぐに治まり、血液検査の結果も良好で、食欲も少しずつ戻ってきました。昨日は病院の帰りに、長崎ちゃんぽんを食べに行きました。小さいサイズを頼んでも量は半分以下しか入らなかったけれど、美味しくいただきました。
ステージが確定したことで、気持ちも上向いてきました。さて、何から始めようかな。まずは体を動かすことから。積極的に「歩くこと」を始めようと思います。