空の下を歩く

旅と日常。空の下を歩きましょう。胃がん闘病記としてはあまりお役にたてないかも。

気持ちを支えるもの

 連休も終わりました。次女夫婦もいったん帰り、また静かな一日となりました。孫ちゃんが来ているのは楽しいのですが、ずっと一緒にいるのもちょっと疲れてしまいます。

「去(い)にてよし 来てよし 孫の夏帽子」という俳句があります。(作者名を失念しました)

 昔、母に「こんな句があるよ」と見せたら(確か新聞に載っていたのではないかと思います)、「ああ、これはよくわかるわ」と言っていたのですが、今になって私も実感しています。孫たちはかわいいし、いっしょに遊ぶのもご本を読むのもお出かけも楽しい。でも、それがずっと毎日だとちょっと疲れるなあ。自分の生活ペースを大事にしたいから。時々遊びに来てくれるくらいがちょうどよいです。娘たちの子育てには基本的に口を挟まないことにしているので、なおさら、ね。

 ただ、今回は私の手術・入院後のヘルプに、また次女が来てくれることになっています。感謝!ありがたいことです。

 

 結婚して30数年経ちました。長年の社宅住まいを卒業してやっと自分たちの家を持つことができ、夫婦ふたりの気楽な生活がペースに乗ってきたところです。4人のこどもたちはそれぞれ結婚して独立。教育費と家関係のことで、ずっとずっとマイナス家計だったのが近年ようやく一息つけました。自由に旅行などに行くようになったのもここ数年です。だから、もう少し、自由に遊びたい、いろいろなところへ出かけたい!

 の、矢先に胃がんとは・・・なかなか思うようにならないものです。しっかり治して、また旅行記をアップできるようになるぞ!それが今の私の気持ちを支えているひとつです。

 

スペイン トレド(2016年秋)

 


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