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空の下を歩く

50代後半会社員兼主婦。早期胃がんの手術を受けました。

仕事最終日

 本日をもっていったん休職。正確には残っている有給休暇をすべて消化して、それ以降は休職という扱いになる。

 末日絞めの請求やら、月次の提出書類やら、1日は月初の一番忙しい日だと言うのに(私は事務方で、請求データを作って本社経理部に流したりしている)わざわざ、本社へ来い、とのお達しあり。えー。

 当社はガテン系業種の中小企業。オーナー社長のワンマン経営で、業績はそこそこ悪くはないものの、社長のワンマン度が過ぎて、筋が通らないことでもそれに対してきちんと意見を言える役員などは皆無。平たく言えば、上層部はイエスマンとご機嫌取りの得意な人間ばかりである。だから、若手や中堅の仕事のできる人間は次々に辞めていく。それを引き留めない。「社風に合わない人間はいらない」そうである。だから在籍10年超の社員は1割いるかどうか(私もその一人だけど)。

社長がパソコンが嫌いだから(今時!今時!ありえないでしょう)、本社と支社間のデータのやり取りはほぼファックス。コピー用紙の使用量とファックスの送信カウントは半端ない。「紙はどんどん使うように」という時代錯誤の「地球に優しくない」会社なのである。もちろん、パソコンは使っているし、業種専用のシステムソフトも導入されていて、対外的には普通の会社に見えるが、内情はパソコンで作ったデータをわざわざ手書きして社長に報告をさせられるという二度手間、時間の無駄を強要されている。(そのくせ「無駄取りコストダウン委員会」みたいなものが作られている。わけがわからない。ファックス止めて本社支社間のオンラインのやりとりで済ませればいいのに。)

 

 閑話休題。わざわざ本社に行かなければならないのは何事かと思えば、休職手続きと健康保険の傷病手当金の説明だった。人事部がないので、支社担当の部長からの説明。もっとも苦手とする部長なので(パワハラで有名)、ICレコーダーを用意して身構えていったのだが、なんということもなく「お大事に」で終わった。ほっとした。

ICレコーダーなんて大げさな、と思われるかもしれないが、いやいやブラック企業の端くれを誇る会社、何が起きるかわからないので念のため(無許可で録音しても民事ではちゃんと証拠となるそうな)。

 支社に戻り、残務の整理と引き継ぎをして、ロッカーと給湯室においてあった私物をまとめて、それではまたね、と皆さんに挨拶した。支社は支社長はじめ皆いい人でとても働きやすい。私が一番の古株なのだが。

「頑張ってね」「お帰り待ってますよ」と声をかけられて嬉しかった。少人数なので、病気のことは皆知っている。支社長がわざわざ玄関の外にまで出て見送ってくださった。I'll be back!

さあ、いよいよだ。緊張する。頑張るぞ。

 


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