空の下を歩く

旅と日常。空の下を歩きましょう。胃がん闘病記としてはあまりお役にたてないかも。

仕事

 先日の内視鏡検査の翌日から、三日間続けて出勤した。

繁忙期で人手が足りないことはわかりきっているから、働けるうちは働きたい。

本社から応援が来てくれるのかと思ったら、支社内でなんとかやりくりせよ、と。

先週一週間は、支社長はじめ支社のみんなが協力してくれて、なんとかなったようだ。

私の仕事は事務方だけど、社内のマニュアルがあるとはいえ、細かいことのいろいろはやっぱり実際やっている者でないと塩梅できない。少ない日数で少しでも引き継げるようにと、メモをたくさん書いて資料に添付した。

 仕事は楽しい。体調も悪くない。この間までの背中の違和感は、ずっと胃潰瘍の治療薬を飲んでいるせいかほとんど感じなくなった。食欲はまああるし、胸やけも痛みもない。毎日LG21のヨーグルトを食べているせいか、お通じも以前よりずっとよくなった。どこが病気?と思ってしまうくらい。誤診だといいなあ、無理だろうなあ。

 本音を言えば、仕事をしている方が気が紛れていいのだ。

心の底では不安だし、怖い。リンパまでいっているとか、予想より進んでいるとか、想像するとぞっとする。なるべく楽天的に考えようとは思っている。心配して、また潰瘍を悪化させては困るし。

 明日からは休み。来週一日だけ出勤して引き継ぎをしたら、当分はお休みだ。

さっさと切って治って(抗がん剤とか必要なくて)、普通のくらしに戻りたい。

鎌倉 光則寺のフキノトウ