空の下を歩く

旅と日常。空の下を歩きましょう。胃がん闘病記としてはあまりお役にたてないかも。

実家

故郷の町

万代橋からの眺め(新潟市) 老舗の菓子屋とドカベン像(古町) 古い町の路地 母が亡くなり2年。父はすっかり足が弱り、施設に入所した。 妹と弟夫婦、親身になってくれるケアマネージャーさんのおかげで、父は無事過ごしている。 先月、初めて介護プランの…

実家を片付ける

母が亡くなって3か月余り。先日、母の遺したものの片付けに実家に行ってきた。 「すごいよ!」と妹から事前のメール。もちろんわかってはいたけれど。 母の名誉のために言えば、いわゆる「汚部屋」とかそんなものでは決してない。ただ、ものが多いのだ。お…

母を送って 続き

母は膵臓がんだった。ちょうど3年前に診断を受け、膵頭十二指腸切除術の手術を受けた。81歳だった。膵臓がんは、がんを扱った本を見ると「予後が(きわめて)悪い」と書いてあることが多い。発見されにくいため、見つかった時には既に進行していることが…

母を送って

母を送って一週間。 葬儀の前後はやることが山積み。 昨日今日は、妹とふたり、あちらこちらの銀行を回って残高証明書の発行手続きに。 まだまだやることがたくさんあるけれど、ひとまず家に戻ってきた。 21日に緊急搬送の連絡を受けて以来2週間。あっと…

実家へ

金曜日、母が救急搬送されたと妹から連絡。 末期癌で自宅療養中である。 新幹線で急ぎ実家へ。 金曜日には、まだ時々意識がしっかりしている時間もあったが、 今日個室に移された。 今日はまた新幹線で自宅に戻り、長期態勢を整えてまた実家へ。 今夜は妹が…

母に会いに

週末、実家に帰ってきた。新幹線で数時間。 母は膵臓がんを患っている。手術からもう2年になる。予後が悪いと言われる膵臓がんだが、80歳をいくつか過ぎても頑張っている。前向きなひとだから、がんもなかなか進行しなかったのかも知れない。ただ、もう抗…